私は5月に日本に一時帰国する機会を与えていただきました。それはベニーヒンミラクルラリー(世界中のクリスチャンたちやキリストを信じたいと思っている人たちが集まる大会)に賛美ゲストとして出演するためとまた、阿倍野チャペルでコンサートすることが目的でした。
私は帰国する前にニューヨークで邦人伝道をすることになったきっかけの地へ訪れようと思いました。
2002年夏にハーレムJPクワイア主宰のゴスペルツアーに私は参加し、ニューヨークへ来ました。
まず、そのときに訪れた場所、ジャズ・オン・ザ・パークに訪れました。
懐かしい思い出がよみがえってきます。今では大の仲良しになった鳥取クワイアの男性陣、神戸クワイアの学校の先生をされている男性メンバー、この時初対面であったこと、ホテルは同じ部屋で深夜まで語りあったことを思い出します。
私はツアー中毎朝セントラルパークに集まり、バイブルスタディをもちました。このときから聖書のメッセージを語るための準備をすることによって、自分自身が聖書の御言葉を蓄えることができ、
メッセンジャーとして伝道するきっかけの一つであったことを思います。与えられた聖書の箇所をみんなと分かち合うということ、とてもシンプルなことに今さらながら気づきました。
ツアー中オフの日に数人のメンバーとイタリアンのお店で軽く食事をし、Aライン列車を使ってグランドゼロを目指しました。多くの方の悲しみをうんだこの地に訪れたこの夜、私は涙なしにはこの場所にいることができませんでした。
今回、もう一度、3年前を思いだそうと思ったのは、
NYへ来て半年間、グランドゼロへ訪れることがなかったことにありました。
再び駅を降りたとき、昼間の雑踏、車のクラクション、人ごみにも関わらず、3年前と同じ感覚に陥りました。
体の震えが止まらず、今にも涙がこぼれそうでした。
私は十字架のモニュメントが見える位置で祈りました。
大粒の涙がこぼれると思いきや、すがすがしい平安が体の中を満たしました。
目に見えない人々の魂が未だ漂うこの場所に確かにキリストを感じることができたからでした。
それは、言葉で表すと、慰め・安心感・温かさに満ちた光のようでした。
また、私はこの場所でイエスキリストにおける”something Great”をいただきました。
私は マンハッタンに沈む夕日を横目に家へと足を急がせるのでした。
後半につづく
上原ヨシュア
グランドゼロ・・・2001年9月テロが起ったワールドトレードセンター跡地